コンサドーレ札幌が鹿島アントラーズに勝利した日
2016年のJ1は鹿島アントラーズが優勝しました。
クラブワールドカップでも決勝でレアルマドリードと互角といえる戦いをしましたね。
鹿島アントラーズといえば言わずと知れた強豪クラブです。
そんな鹿島アントラーズにコンサドーレ札幌が勝利したことが一度だけあります!
時は2001年5月12日(土) Jリーグディビジョン1ファーストステージ第9節
舞台は札幌厚別公園競技場。
観衆19,920人(厚別開催試合で史上最高動員数。2017年10月現在)
参考に鹿島戦までの札幌の戦績は以下の通りです。
- 第1節 C大阪 2-1〇(A長居)
- 第2節 柏 2-1〇(H高知)
- 第3節 広島 1-2●(A広島)
- 第4節 東京V 2-1〇(H室蘭)
- 第5節 神戸 0-0△(A神戸)
- 第6節 G大阪 1-0〇(H函館)
- 第7節 清水 2-5●(A日本平)
- 第8節 FC東京 1-2●(A丸亀)
- 第9節 鹿島 ?-?(H厚別) NEW!
直前の2試合は負けているものの、ホームでは負け無し。J2から昇格したばかりのクラブとは思えない戦いぶりです。一時は2位につけるなど、鹿島戦の時点で暫定5位!間違えなくファーストステージの台風の目となっていたでしょう。
そして第9節にして待ちに待った札幌での開幕戦!
相手は強豪鹿島。
札幌のスターティングメンバ―
怪我の播戸にかわり深川が先発!ほぼフルメンバーでしょう!
鹿島は奈良橋、相馬、柳沢が欠場。
とはいえ、このころの鹿島は曽ヶ端、秋田、奈良橋、相馬、中田浩二、アウグスト、小笠原、本山、平瀬、柳沢、鈴木といった有名選手がずらり。当時もすごく強かったんですよねー
そしてこの試合、実は私も観に行っていました!!
AWAY側のB自由席で観戦していました。
コレオグラフィーです!
さて、試合内容ですが
53分に野々村のCKからウィルがヘッドで合わせて先制。
71分にビスマルクに同点ゴールを許す。
ドラマは終了間際にまっていました。
89分に中田浩二がアウミールをタックルし一発退場。
その後お互い攻め合い、札幌のカウンター!
アウミールのスルーパスに反応したウィルが秋田に倒されてPK!
PK獲得に盛り上がる厚別
ウィルしかいない
そしてスタジアム中がウィルとボールを固唾をのんで見守ります。
ボールをセットするウィル。
沈黙の一瞬・・からの
ゴール!!!!!
スタジアムが唸るような歓声。
この動画でPK決める瞬間が見れます。
PK獲得から決めるまでの"ざわつき"のようなものがイイですね。
試合開始前のコレオグラフィーやコンサドールズの昔のBGMなども含めて是非ご覧ください!
ウィルが決めた瞬間、地震が起きたかのようにめちゃくちゃな映像になってますね(笑)。
ただ、歓声だけは凄く聞こえます。
それにしてもこの試合で当時のサポーターは改めてウィルの凄さを思い知ったのではないでしょうか?
スタジアム中のプレッシャーがかかる中、決めれば強豪鹿島相手に劇的勝利間違いなし・・それを難なく決めたウィル。
こりゃ俺王様と言われるわけですわ(笑)